健康経営の盲点②:なぜ“なんとなく不調”は起きるのか

― プレゼンティーズムの正体 ―

前回、「それは疲れではなくパフォーマンス低下かもしれない」という話をしました。

では、なぜそのような状態が起きるのでしょうか。


■原因は一つではない

多くの場合、

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 食生活の乱れ
  • 飲酒
  • 運動不足

こうした要因が挙げられます。

どれも間違いではありません。

ただし、ここに一つ問題があります。

👉 原因がバラバラに見えてしまうこと


■実は、すべて同じ構造で説明できる

これらの要因をまとめて見ると、

👉 体にとっての“負荷”です。

そして重要なのは、

👉 負荷そのものではなく
👉 それにどう“応答しているか”

という点です。


■「応答」と「回復」という視点

体は常に、

  • 外部からの負荷を受け取り
  • それに応答し
  • 回復する

というサイクルを繰り返しています。

しかしこのサイクルが崩れると、

  • 応答が過剰になる
  • 応答が鈍くなる
  • 回復が遅れる

といった状態が起きます。


■それが“プレゼンティーズム”として現れる

例えば、

  • 睡眠不足 → 回復が不十分
  • ストレス → 応答が過剰
  • 飲酒 → 応答と回復のバランス崩壊

こうした状態が重なると、

👉 「なんとなく不調」

として現れます。


■重要なのは“土台”の状態

ここで一つ、シンプルな問いです。

同じ負荷をかけたとき、

  • すぐに回復する人
  • 引きずる人

この違いはどこから来るのでしょうか。

それは、

👉 “土台(コンディション)”の違いです。


■問題は「足りないこと」ではない

多くの場合、

「栄養が足りない」
「運動が足りない」

と考えがちです。

しかし実際には、

👉 足りないのではなく
👉 “整っていない”

ケースが少なくありません。


■次回予告

では、この“整っていない状態”を
どうすればよいのでしょうか。

次回は、

👉 「整える」という考え方
👉 日常の中でできる具体的なアプローチ

について整理します。


■まとめ

プレゼンティーズムの正体は、

👉 個別の原因ではなく
👉 “応答と回復のバランスの崩れ”

です。

まずはこの構造を知ることが、
改善の第一歩になります。

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