「疲れている」のではなく、「処理しきれていない」のかもしれない

先日、アーユルヴェーダに関する記事を読んでいて、なるほどと思う一節がありました。

それは、

「疲れているのではなく、うまく消化できていない状態かもしれない」

という考え方です。

アーユルヴェーダでは、梅雨から初夏にかけての不調を「消化力(アグニ)の低下」と捉えるそうです。

食べ物だけではありません。

情報、人間関係、ストレス、感情。

そういったものまで含めて「消化」できなくなると、身体や心に未消化のものが蓄積し、

・朝から身体が重い
・やる気が出ない
・頭がぼんやりする
・眠っても疲れが抜けない

といった状態につながると考えるそうです。

読んでいて、

「これはHPSの考え方と近いな」

と感じました。

HPSでは、人は常に様々な刺激を受けながら生活していると考えます。

仕事のストレス。

睡眠不足。

飲み会。

気候変化。

情報過多。

年齢による変化。

こうしたものが少しずつ積み重なることで、本来持っている回復力や適応力が発揮しにくくなる。

すると、

病気ではないけれど調子が悪い。

検査では異常がないけれど元気が出ない。

そんな「なんとなく不調」が現れてきます。

私はこれを、

「足りない」のではなく、

「整っていない」

状態だと考えています。

だからこそ最近、

「強くする」

よりも、

「補充する」

よりも、

「整える」

という言葉が支持されるようになってきたのではないでしょうか。

実際、私自身も年齢を重ねるにつれて感じます。

昔なら一晩寝れば回復していたことが、今はそう簡単ではありません。

だからといって、何かをどんどん足せば良いわけでもない。

まずは身体が本来持っている力を発揮できる状態に戻す。

それが先なのだと思います。

アーユルヴェーダでは、

白湯を飲む。

少し身体を動かす。

食べ過ぎない。

そんなシンプルな習慣を勧めています。

特別なことではありません。

でも、こうした小さな積み重ねこそが、「整える」ということなのでしょう。

疲れている。

やる気が出ない。

最近なんとなく調子が悪い。

そんな時は、

「もっと頑張る」

ではなく、

「何か処理しきれていないものはないだろうか」

と考えてみるのも一つかもしれません。

病気ではないけれど、本調子ではない。

HPSが向き合いたいのは、まさにそんな領域です。

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